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中庭と三角形をした2つのコミュニティハウス。中央は車寄せキャノピー(photo by 重松写真工房)

 幕張ベイタウンの街の入口部分に、約500戸からなる高層マンションを建設中である(2001年3月竣工)。今回建設中の部分は西街区と呼ばれる部分で、将来計画の東街区も加えると、全体では約960戸、容積率350%を超える巨大住宅開発である。

 幕張ベイタウンではガイドラインと計画調整システムにより、計画的な街づくりが進められている。沿道型住棟と複数設計者の採用が義務づけられており、当街区でもその方針に従っている。

 曽根幸一・環境設計研究所は全体調整及びランドスケープ、コミュニティーハウスの設計を担当し、私はプロジェクトヘッドの立場でこの仕事に関わった。

◆ランドスケープ

直線的な並木道 

起伏のある中庭

キッチンハウスの夜景(*) 

中庭とコミュニティーハウス(*)

*印の写真は重松写真工房による

◆コミュニティーハウス

◇キッチンハウス

「食」をテーマにしたコミュニティー施設である。基本的にはワンルームだが、本格的な設備を持つキッチンと中庭に面したテラス付きのパーティースペースに分けられる。

全面ガラス張りの開放感あふれる建物で、三角形のシャープな造形が中庭の柔らかな起伏の中にあって異彩を放っている。

床面積 140m2(集会室部分のみ)

構造  RC造、屋根S造

パーティールーム(*)

パーティーのイメージ

◇アトリエハウス

「図画工作」をイメージしたコミュニティー施設である。建物は2階建で、1階に大工仕事などに適したガレージルームが、2階にはガラス張りのアトリエが用意されている。ガレージルームに隣接した外部にはオープンワークスペースが、アトリエに面してはテラスが設けられ、内外の一体利用に対して配慮がされている。

キッチンハウス同様、全面ガラス張りの開放感あふれる建物で、1階部分は基壇的なソリッドな表情を持たせている。

床面積 158m2(集会室部分のみ)

構造  RC造、屋根S造

アトリエ(*)

図版はパンフレットからの抜粋による。

ガレージルーム(*)

アトリエの利用イメージ

ガレージルームの利用イメージ

*印の写真は重松写真工房による

施主

三井不動産、清水建設等数社

工事予定期間

1998年〜2001年

敷地面積

14,892m2(西街区)/32,507m2(全体)

延床面積

約67,000m2(西街区)

受賞

2003年度グッドデザイン賞(環境デザイン部門)

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